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現場作業@岡山大学20190604-5

岡山大学小松研究室の調査に同行し、半田山(岡大演習林)を訪問しました。

作業内容
1.簡易動的コーン貫入試験
2.土試料の採取
3.観測機器の設置

昨年の7月豪雨時に表層崩壊が発生した斜面の西側を対象に調査および観測機器の設置を行いました。下の写真は小松先生の指導の下、B4の尾家さんが初めての簡易動的コーン貫入試験にトライしている様子です。写真左はM2の岡崎君、記録を取ってくれているのは小松研の山本さんです。

土試料採取の様子です。飽和・不飽和透水試験等、各種物性試験のための不攪乱試料を多深度で採取しました。正確性、手際の良さは流石、小松先生です。色々ご指導ありがとうございました。

降雨による雨水浸透と斜面変形を捉えるための観測システム(地球観測㈱製)です。土中水分を測定するための土壌水分計は簡易動的コーン貫入試験結果を基に20cm,40cm,60cmに設置し、斜面変形を測定するための傾斜計はデータ収集機(白いケース)に内蔵されています。

これらのデータは10分毎に無線で基地局に送られ、3G回線を経由してWeb上でリアルタイムモニタリングできる仕組みとなっています。下の写真左側の白ケースが基地局、右の白い円筒は雨量計です。
Webによる観測システムや通信費用等は地球観測㈱の無償援助によるものです。